パーソナルジムに通いたい!と思って検索をすると、大手から個人経営までたくさんのジムが出てきます。どこが自分に合うのか、悩む人も多いのではないでしょうか。
今回は、個人経営と大手のパーソナルジムの違いについて解説します。
この記事を読み終わる頃にはジム選びの判断基準がわかりますので、迷っている人はぜひ参考にしてください。
個人経営のパーソナルジムの特徴は?
個人経営のジムは大手パーソナルジムと比較して、オーダーメイドの指導と専門性の高さに大きな特徴があります。
それに加えて個人経営ならではの特徴がいくつかあるため、具体的に紹介していきます。
個人に向き合ってくれる
大手パーソナルジムの運動・食事指導は、ある程度マニュアル化されています。そのためクライアントの悩みや特性にフィットしない場合があり、人によってはややドライに感じることがあるかもしれません。
個人経営のパーソナルジムの場合は一人一人にしっかり向き合うところが多く、クライアントの悩み・特性をヒアリングしたうえで運動・食事指導を行っています。個人経営の方が、親身になってサポートしてくれると感じられるかもしれません。
独自プログラムがある
個人経営のジムでは、トレーナーが自身の経験を元に作成した独自プログラムを持っていることがあります。実際の体験から作られたプログラムのため、信頼性が高いのではないでしょうか。
「トレーナーも取り組んだことがあるプログラム」を行うため、クライアントの疑問や不安はトレーナー自身も経験していることが多く、クライアントに寄り添った回答をもらうことができます。
実際に取り組んだうえでの回答のため、説得力がありますね。
専門的なトレーニングを受けられる
「お尻特化」「美脚専門」などをコンセプトにしているパーソナルジムを見たことはありませんか?
個人経営のパーソナルジムでは、特定の部位にフォーカスする独自のメソッドを持っているところがあります。専門領域における知識の豊富さやトレーニング技術の高さは、個人経営だからこそ実現できることではないでしょうか。
また「ゴルフ飛距離向上」「ボディビル・フィットネスコンテスト向けの選手指導」など、より専門的な目的に対応できることも個人経営の特徴です。
担当トレーナーが変わらない
個人経営のパーソナルジムは小規模であることが多く、基本的にはずっと同じトレーナーが担当します。毎回トレーナーが異なると「緊張してしまう」「教え方が違うので混乱する」などの可能性がありますが、そのようなことは起きません。
また同じトレーナーとセッションを重ねていくことで、お互いの理解が深まってより相談しやすくなります。自分に合った指導を受けられるため、結果につながりやすくなるでしょう。
地域密着型
個人経営のジムには「地元エリアの住民に運動習慣を継続してもらう」ことに特化した、地域密着型ジムもあります。地元住民が通いやすいように、大手よりもリーズナブルな料金設定であることが多いでしょう。
通いやすさを追及して営業時間を工夫したり、駐輪場・駐車場を整備していたりするところもあります。子供連れOKのジムもあり、若い人からシニア層まで幅広い年齢の人が通っています。
料金設定にバラツキがある
個人経営のジムはコース(プラン)・スキル・専門性の高さ・設備などに応じて、費用がかなり変わってきます。実力のあるトレーナーであれば料金は高めになり、地域密着型のジムであれば通いやすい料金になっていることもあります。
多くのジムはカウンセリングを設けているので、自分が叶えたいことがそのジムで達成できるのかを確認したうえで、価格面を検討するとよいでしょう。
マシンはトレーナーの好みが反映される
トレーニング用マシンのラインアップは、トレーナーの好みによって異なります。そのため一般的なマシンが導入されていなかったり、逆に特殊なマシンを導入していたりするケースもあるでしょう。
その場合は、スポーツクラブや24時間ジムなどで行っているトレーニングと同じことができない可能性があります。
パーソナルジム卒業後もトレーニングを続けていくことを考えると、一般的なマシンの使い方も教えてもらうか、マシンの種類が揃っているジムに行くことをおすすめします。
大手パーソナルジムの特徴は?
大手パーソナルジムは、大量の実績データに基づいた運動・食事プログラムの提供が可能であること、サービス品質が安定していることが主な特徴です。
それ以外にも大手だからこそ提供可能なメリットが複数あるため、紹介していきます。
データに基づいたノウハウがある
人の身体は個人差が大きく、同じ運動・食事指導を行っても同じ結果にならないことが多々あります。より効果的な指導を行うためには、大量の実績データとその分析が必要になるでしょう。
会員数が多い大手のジムでは、特にダイエットの領域において大量の実績データを収集することが可能です。データを分析してノウハウを蓄積し、より効果的なダイエットプログラムを作成することができます。
サービスの品質が安定している
大手のジムではサービスのマニュアル化やパーソナルトレーナー向け社内研修により、一定のサービスが提供できるように整えられています。そのため、担当するトレーナーによってサービス品質が大きく下がることはありません。
また、より品質の高いサービスを提供するための社内研修や、資格取得支援制度を設けているジムもあります。
店舗数が多く通いやすい
運動の習慣を継続して結果を出すためには、通いやすいことがとても重要です。「通うことが面倒くさい」と思ってしまうと、運動を継続することは難しいでしょう。
大手ジムは主要駅を中心に多数の店舗を展開しているため、自分が通いやすい店舗を選ぶことができます。
人の身体は個人差が大きく、同じ運動・食事指導を行っても同じ結果にならないことが多々
あります。より効果的な指導を行うためには、大量の実績データとその分析が必要になるで
しょう。
会員数が多い大手のジムでは、特にダイエットの領域において大量の実績データを収集する
ことが可能です。データを分析してノウハウを蓄積し、より効果的なダイエットプ
ログラムを作成することができます。
サービスの品質が安定している
大手のジムではサービスのマニュアル化やパーソナルトレーナー向け社内研修により、一定
のサービスが提供できるように整えられています。そのため、担当するトレーナーによって
サービス品質が大きく下がることはありません。
また、より品質の高いサービスを提供するための社内研修や、資格取得支援制度を
設けているジムもあります。
店舗数が多く通いやすい
運動の習慣を継続して結果を出すためには、通いやすいことがとても重要です。「通うこと
が面倒くさい」と思ってしまうと、運動を継続することは難しいでしょう。
大手ジムは主要駅を中心に多数の店舗を展開しているため、自分が通いやすい店舗
を選ぶことができます。
また、引っ越し・転勤などで元の店舗に通えなくなった場合、別店舗で継続して通えるシス
テムを持つジムもあります。
相性でトレーナーを選べる
個人経営のジムは小規模であるため、パーソナルトレーナーの選択肢がない、またはとても
少ないです。しかし大手ジムであれば所属トレーナーの数が多いため、自分と相性
のよいトレーナーを選ぶことができるでしょう。
運動・食事管理を継続するには、トレーナーとの相性が重要です。トレーナーと信頼関係を
築くことができないと、パーソナルジムに通うことが辛くなってしまいますよね。自分に
合ったトレーナーを選ぶことはとても重要です。
設備・アメニティが充実している
個人経営のジムと比較し、大手ジムは設備やアメニティに力を入れているところが多くあります。
例えば、次のような設備・アメニティが用意されています。
- シャワールーム
- ドライヤーや基礎化粧品
- ウォーターサーバー
- ウェアやシューズのレンタルサービス
準備せずに手ぶらでジムに行くことができるのは嬉しいですね。ほかにもプロテインのサービスや有名ブランドのアメニティを取り入れているジム、内装にこだわるジムもあります。
相性でトレーナーを選べる
個人経営のジムは小規模であるため、パーソナルトレーナーの選択肢がない、またはとても少ないです。しかし大手ジムであれば所属トレーナーの数が多いため、自分と相性のよいトレーナーを選ぶことができるでしょう。
運動・食事管理を継続するには、トレーナーとの相性が重要です。トレーナーと信頼関係を築くことができないと、パーソナルジムに通うことが辛くなってしまいますよね。自分に合ったトレーナーを選ぶことはとても重要です。
コンプライアンスの安心感がある
大半のパーソナルトレーナーはしっかりした教育を受けていますが、それでもトラブルが起きることがあります。
例えば、セクハラ(トレーニング中の不適切なボディタッチ、連絡ツールを利用した不適切なメッセージ送信)、情報漏洩(クライアントの情報をほかの人に喋る、SNSに掲載してしまう)などがあります。
大手ジムであればコンプライアンス徹底の取り組みが行われているため、安心感があります。
料金設定が高め
個人経営のジムと比較すると、大手パーソナルジムの料金設定は高めです。なぜなら、安定したサービスを提供するための費用に加え、設備費・トレーナーの教育費、広告費などがかかるため。
料金が高いことはデメリットですが、かわりに効果的なプログラムや質の高いサービス、充実した設備・アメニティなどを得ることができます。
また割引キャンペーンが実施されていることも多いため、タイミングが合えば費用が安くなることもあります。
大手と個人経営ならどっち?
結局パーソナルジムを選ぶ場合、大手と個人経営のどちらがよいのでしょうか?
大手パーソナルジムと個人経営の特徴を、もう一度整理しながら解説します。
大手は失敗する確率が低い
大手ジムは「運動・食事プログラム」「トレーナー」「設備」の3点で質が安定しており、失敗する確率は低いです。
会員数が多いため、大量の顧客データを収集・分析して効果的な運動・食事プログラムを開発することができます。
またサービスのマニュアル化や社内研修により、どのトレーナーでも一定のサービスを提供可能にしており、質の低いトレーナーに当たることはありません。設備・アメニティへの投資も積極的です。
個人経営は自分に合うか下調べが重要
対して個人経営のパーソナルジムは、サービス内容・トレーナー・設備のすべてにおいてバラツキがあります。そのため自分が求めるものをはっきりさせ、そのジムが自分に合うか下調べをすることが重要になります。
特にトレーナーとの相性は大切で、スキルがあり信頼できるトレーナーかをカウンセリングや体験で見極める必要があるでしょう。
もし自分にぴったり合うジムを見つけることができれば、大手ジムよりも継続して効果を得られる可能性が高まります。
失敗しないパーソナルジムの選び方は?
最後に、パーソナルジム選びで失敗しないために、ジム選びのポイントを解説します!
せっかく費用を払ったのに効果が得られなかった…ということにならないよう、必ず入会前に確認しましょう。
目的に指導内容が合っているか
自分がパーソナルジムに通う目的・達成したいことと、パーソナルジムが提供できる指導が異なっている場合、結果を出すことはできません。
次のような点をカウンセリングで話すと、自分の目的とパーソナルジムの指導内容が合っているかを確かめやすいです。
- どうしてパーソナルジムに通おうと思ったか
- 理想の姿の具体的なイメージ
- 理想の姿になったらやりたいこと
- スポーツ経験
- 苦手な運動、得意な運動
- 運動や食事でストレスになること
トレーナーとの相性
パーソナルジム通いを継続できるかどうかは、トレーナーとの相性に左右されるといっても過言ではありません。入会前の見極めが重要です。
特に「親身になって話を聞いてくれる」「人の考えを否定しない」「提案のバリエーションが多い」というトレーナーとは、相性がよい可能性が高いでしょう。
また、普段からコミュニケーションでストレスに感じることがあれば、事前に伝えておくことをおすすめします。
環境・設備
パーソナルジムで効果を得るには、継続して通うことが必要になります。そのため通いやすい環境かどうか、欲しい設備が整っているか確認しましょう。
例えば通いやすさの確認ポイントは、負担なく通える距離にあるか、自分が行ける時間に営業しているか、予約は取りやすいか、などが挙げられます。
設備の確認ポイントは、マシンのラインアップやシャワー・レンタルサービスの有無などが挙げられます。また、更衣室や水回りの清潔さが気になる人は確認をしておくと安心ですね。
カウンセリングや体験で自分に合ったジムを見つけよう
パーソナルジム通いを継続して結果を出すためには、自分に合ったジムに通うことが重要です。
大手・個人経営ともにカウンセリングや体験を受け付けているところが多いため、まずは実際に行ってみましょう。それから判断をすると、失敗が少なくなります。
自分に合うジムを見つけて、理想の自分を目指しましょう!

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